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2008.02.05 (Tue)

2008年 歓喜の歌 "Kanki No Uta"

★★:意図が見えん、、、なぜに国会議事堂?★★★☆


監督:松岡 錠司


出演:小林 薫、安田 成美、伊藤 淳史、由紀 さおり、浅田 美代子、田中 哲司、藤田 弓子、根岸 季衣、光石 研、筒井 道隆、笹野 高史、塩見 三省、渡辺 美佐子、斎藤 洋介、片桐 はいり、でんでん、猫背 椿、平澤 由美、江本 純子、吉本 菜穂子、土屋 久美子、峯村 リエ、於保 佐代子、宮本 裕子、波岡 一喜、山本 浩司、野嵜 好美、安田 祥子、立川 志の輔、立川 談志、リリー フランキー


感想:
ご都合主義街道まっしぐらな作風も余計なエピソードは面白いとこ取りであとはばっさり切り捨てる。なんつーか、もう清々しさすら感じた映画で笑ってたら終わってしまいました(笑 原作が立川志の輔の新作落語だからなのかもしれない。

マダムな片桐はいり、ミニスカートの根岸季衣、白鳥の湖の笹野高史、調子の良い光石研だとかもうキャスティングの妙の言いますか、日本のドラマや映画の脇を固める個性&実力派が惜しみなく登場するんだけど、はっきりいって無駄遣い的な適当演出(笑 一人一人しっかりとした場面があるわけでもないのがまた贅沢!それになんと言ってもダメ親父っぷり炸裂の小林薫がいいんだわ!あのいい加減さがそばにいたら腹も立つけど、見てる分にはおかしいです。

殺人的な美しさを誇る安田成美は、ド天然な主婦役。個性派がそろうキャストの中では演技面で沈んでしまうも、しっかりとこの映画には必要なスター性をはなっていました。………てか、ほんま綺麗やわ〜、いいなあ、憲さん。

物語?…そんなものぐだぐだ言ってたら楽しめませんよ!映画は。ってな映画。


物語:
年末のママさんコーラスコンサートのダブルブッキング。離婚間近なダメ主任飯塚(小林)は、何とか誤魔化そうと奮起するが…。

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2008.01.31 (Thu)

2008年 母べえ "Kaabee"

★★★★:映画の雰囲気はとらえているが、なんだか真面目だなあ★★★★☆


監督:山田 洋次


出演:吉永 小百合、浅野 忠信、檀 れい、志田 未来、佐藤 未来、坂東 三津五郎、中村 梅之助、笹野 高史、でんでん、近藤 公園、吹越 満、左 時枝、鈴木 瑞穂、戸田 恵子、大滝 秀治、笑福亭 鶴瓶


感想:
"母べえ"の一挙手一投足にうっとり。

趣は違うものの「ミニヴァー夫人(42)」のようなある一家の母親目線で戦前、戦時、戦後を描いた物語にどっぷりとはまることができた。映画としてスパイスとなるような多少の家族設定の複雑さを持たせてはいるが、それでも一般的な戦時下の家族の風景がすーっと頭の中に入ってきた。はじまりから終わりまで頑なにまじめな山田洋次監督の演出は最後までぶれることがなく、妙なユーモアの注ぎ方も浅野忠信と笑福亭鶴瓶が乗り切って見せた!

思想問題で捕まってしまう父べえの部分にはまた筆者の宗教問題に対する疑問が湧いてきたが、そこは置いといて、面白かったのは町の集会のシーンで、結局どうでもいんだな?的な描写に思わず笑った。今では自由に自分の考えを押しだせるが、みんながみんな同じ考えじゃないと不安がる昭和初期の日本人の姿にものすごく違和感を覚えた。だって、これって自分たちと同じ直結の人種なわけで、約100年前の人たちから今の自分含め、今の時代の人々のように変わっていくもんなんだと当たり前なんだけど再認識した。

軸として"母べえ"がしっかりと描かれていたので、余白で描かれていた部分にもゆとりをもって自分自身の考えを巡らせながら楽しむことができた(逆に言うと描きこめていないんだけれども)。何もドラマティックに描く必要なんかなく、食卓を囲む日本人の時間の流れに感慨深いものを感じた。

"母"は偉大と言うより、"母べえ"と呼ばれた日本女性の話だったのがよかった。


物語:
昭和15年、名前の後ろに"べえ"とつけ合う家族がいた。ある晩、思想による治安の崩壊を恐れた政府により父べえ(坂東)は逮捕され、長期にわたって母べえ(吉永)と二人の娘は父親と離れて暮らさなければならなくなった。時代を生きたある家族の物語。

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2008.01.03 (Thu)

2006年 武士の一分 "Love and Honor"

★★★☆:趣は感じるが、ん?意図が読めん。すずめは夫婦ってことかな?★★★★


監督:山田 洋次


出演: 木村 拓哉、檀れい、笹野 高史、岡本 信人、左 時枝、綾田 俊樹、桃井 かおり、緒形 拳、赤塚 真人、近藤 公園、歌澤 寅右衛門、大地 康雄、小林 稔侍、坂東 三津五郎


感想:
なんとなくだが、描きこみの甘さを終始感じたが(夫婦愛をメインにしているとも言えるが、それでも緩い)、壇れい演じる妻・加世にはやられた!案外、こういうストレートな物語は時代劇では何の違和感もなく心をわしづかみにされて、じんわりと感動した。

観終わった後に、何か考えるんじゃなく、"あ〜よかった!"っておもっちゃったんで、特に感想はないんですが、笹野高史のあの空気感というか存在感だけではない映画全体への溶け込みようはすごく好きだなあ!

ただ、やはり主人公が自己陶酔の域に入っていたのが気になる。これは日本のスターなので仕方がないか…。壇れい、 笹野高史とのシーンは二人の役がらへの素直な溶け込みようと比べると、なおのこと違和感が…。HEROみたいに主演男優のキャラクターの延長線上に役がないとやっぱり無理がある、、、というか役が表面的でしかないんだよな。

ただ、本当に壇れいが古典的な日本人女性の健気さを繊細に演じていて美しかった。ビールのCMがえらく好きなんだが(笑、次回作の「母べえ」は是が非でも劇場に足を運ばないと!!


物語:
城で毒見役を務める三村新之丞(木村)は、突如、貝にあたり視力を失う。絶望するも献身的な妻・加世(壇)の愛にささえられ日々を過ごしていたが…。

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2008.01.03 (Thu)

2006年 大奥 "Ô-oku: The Movie"

★:胡散臭い。江戸時代の美的センスが安っぽくなってる。


監督:林 徹



出演:仲間 由紀恵、西島 秀俊、井川 遥、及川 光博、杉田 かおる、麻生 祐未、中山 忍、木村 多江、北村 一輝、鷲尾 真知子、山口 香緒里、久保田 磨希、浅野 ゆう子、松下 由樹、柳葉 敏郎、藤田 まこと、岸谷 五朗、高島 礼子


感想:
大奥の設定を無視した気色悪い純愛ドラマ。

いきなりですけど、主演女優がミスキャスト。それに…っていうかなんでこういう作りになるのよ?監督はドラマの演出と同じなのに…。

大奥〜華の乱〜(05)でじんわりきた内山理名が繊細に演じた安子の純愛はとても爽やかだった。内容は嫉妬に狂った女たちの悲劇だったが、その中でこそ光る純愛が清々しかった。大奥の時代にもあったであろう愛を(もちろん歴史にも順じていたのかもしれないが)描いたという印象があったドラマと違ってこれは…少女マンガ?というか純愛ドラマに大奥というバックグラウンドを置いた感じがして、主演女優の勘違い演技もあいまって気色悪かった。

なんだか出てくるキャストがほとんどミスキャストに感じてしまってまったくはまれなかった。誰か一人でも主要キャストの演技にはまれれば★一個にならないんだけど…。

こうなるとそもそも映画にする意味って………金か…、しゃーないか…。


物語:
江戸時代、第七代将軍徳川家継の時。先代のただ一人の御子息を授かった月光院に対しての嫉妬で不穏な空気漂っていた。大奥総取締であり月光院(井川)の味方であった絵島(仲間)にある刺客を送る敵たち。しかし、絵島と刺客はお互いを愛するようになる。

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