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2008.06.03 (Tue)

2006年 プライスレス 素敵な恋の見つけ方 "Hors De Prix"

★★★☆:このドレス、巨乳には似合わないわ!!!★★★★☆


監督:ピエール サルヴァドーリ


出演:オドレイ トトゥ、ガド エルマレ、マリー=クリスティーヌ アダム、ヴァーノン ドブチェフ、ジャック スピエセル、アネリーズ エスム


感想:
トトゥの全力疾走を見れただけで最高でした(笑

フレンチコメディならではというか、なかなか下品な題材を夢物語風にしかも面白おかしく見せてくれて楽しかった。情けない男がぴったりのガドエルマレのドキマギしながらも現状楽しみ、徐々に対応していく姿もまた滑稽で最高でした。

あとには何も残らないけど、利用してる方もされている方もそれはそれで楽しんでいる感じがすっきりしててよかった。


物語:
金持ちとの結婚を夢見る女がホテルのバーテンを大富豪と間違えてしまった。婚約者に浮気がばれ、何もかもを失った女はバーテンに罪滅ぼしをさせた後、また新たな男を探し出すが…。
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2008.04.13 (Sun)

2006年 ONCE ダブリンの街角で "Once"

2006_Once.jpg★★★★☆


監督:ジョン カーニー


出演:グレン ハンサード、マルケタ イルグロヴァ、ヒュー ウォルシュ、ゲリー ヘンドリック、アラスター フォーリー、ゲオフ ミノゲ、ビル ホドネット、ダヌシュ クトレストヴァ、ダレン ヒーリー、マル ワイト、マルチェラ プランケット、ニーアル クリアリー


感想:
インパクトじゃなく目線をしっかりと落とした素直な物語に感動!

一度は夢破れた30代半ばくらいのミュージシャンの妙な哀愁といい、チェコから渡ってきた女のバックグラウンドといい、見ていて何とも言い難いが、ダブリンという街での二人の出会いからラストまでここまで良い意味で味付けのない滑らかな作品はひさびさかも!好きな音楽が形になっていくときのサクセスストーリーに、二人のいい距離感を保った爽やかなメロドラマもまたすんなりと溶け込んでいる。映像のほうも技術的にはわからんが、クリア過ぎない低予算の香りがまたこの映画を引き立てていました。音楽が多すぎて戸惑った前半も見終わってみれば気にならなくなっていた。

ダブリンの街角で”素敵な出会い”があった。そしてちょっとだけ幸せに近づいた…そんな感じが良いのだ!


物語:
ダブリンのあるストリートで出会った二人。夢破れた男とチェコからきた移民の女。男も女も今の人生の次の一歩が踏み出せなかったが、音楽を通じて惹かれあい、自分がすべきことを見つけ出す。

テーマ : 映画★★★★★レビュー - ジャンル : 映画

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2008.02.23 (Sat)

2006年 ハリウッドランド "Hollywoodland"

★★:映画の内容同様にまとまりがない★★★☆


監督:アレン コールター


出演:エイドリアン ブロディ、ダイアン レイン、ベン アフレック、ボブ ホスキンス、ロイス スミス、ロビン タネイ、ラリー セダー、ジェフリー デマン、ブラッド ウィリアム ヘンケ、ダッシュ ミホク、モリー パーカー、カロリン ダヴァーナス、キャスリーン ロバートソン、ジョー スパーノ、ギャレス ウィリアムズ、ザック ミルズ、テッド アザートン


感想:
ジョージリーブスの死を現実の世界とハリウッドの世界とで描いた作品だが、メインにすべきだったのはハリウッド側ではないだろうか?正しい比率はわからないが、現実でのエイドリアンブロディのパートは面白くなく、長く感じてしまった。リーブスの死とブロディの私生活が徐々につながりを見せるシーンも名場面にしよう!というアプローチがことごとく不発で、逆に余計にダイアンレインの暗闇から光を浴びるシーンが浮だって名場面となっていたが…。だからこそダイアンレインやボブホプキンスをもっと見ていたかったなあと感じた。レインのシーンはクラシック映画のフィルム・ノワール的なアプローチが大正解で、とても映画として魅力的だった!

時代背景がそそられるも思いのほか現代的なサスペンスタッチに少々テンションが下がった。軸となる要素がどこにあるのか?ジョージリーブスの死ではなかったことはたしか。仮にそこを軸として描いてたとしたら、筆者にはあまり伝わらなかった。

ただ、ジョージリーブスが「地上より永遠に」に出演し、彼の出演シーンがカットされたとは知らなかった!


物語:
初代スーパーマン・ジョージリーブス(アフレック)の死の真相は?リーブスを追いかける探偵(ブロディ)は徐々にハリウッドの内幕にある夢と現実を自らと重ねていく。

テーマ : 映画★★★★★レビュー - ジャンル : 映画

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2008.01.16 (Wed)

2006年 パンズ ラビリンス "El Laberinto Del Fauno"

★★★★:迷宮に迷い込む印象に思える。映画のファンタジー部分を強調、それだけの映画ではない。★★★★★


監督:ギレルモ デル トロ


出演:イバナ バケロ、セルジ ロペス、マリベル ベルドゥ、ダグ ジョーンズ、アリアドナ ヒル、アレックス アングロ、ロジェール カサマジョール、マノロ ソロ、セサール ベア、エウセビオ ラサロ、パコ ビダル、フェデリコ ルッピ


感想:
最も残酷で、最も希望に溢れた"死"を見た気がした。涙が止まらない。現実と夢想との交差によって人間に対する愚かさが浮き彫りになっていた。守らなければならない…純真無垢な子(生まれたての生命)の血が最後の、そして次への扉へと続いてしまっている現実。しかし、夢想の世界ではその命を守ったことにより最後の扉が開かれた。ダメだ…最後の展開を思い出すと胸が締め付けられる。苦しい…。

主人公のオフェリアは必死で現実を生きている。戦時下(ここではゲリラ戦)で生きたいなんて誰も思わない。母親のお腹にいる弟に対して言う「こんな世界だけど…でも、お母さんを苦しめずに出てきて!顔を見れば好きになるから。」 苦しい時に"もしこうだったら"と考えてしまうことはある。オフェリアは自分が本当は魔法の世界のお姫様であることを知り、必死でこの現実を逃れようと魔法の世界に戻れるための試練を受ける(子供心の好奇心もあると思う)。何のためらいもなく試練を受けるが、現実の世界で起きる出来事との調和が取れず、悩んだりもする。まだ幼いオフェリアに、母親が病気で苦しんでいるのに都合よく魔法の世界への試練を続けることなんてできない。

誰のための戦いなのか、何のための戦いなのか、どこへ向かうために戦うのか。現実でもひとつずつ試練があったに違いない。そこで欲望に負けて間違って出した答えから正解にたどりついたこともあるだろう。でも、決して最後の最後の決断にいたるときに、間違った選択をしてはいけない。それだけはダメなんだ。それが戦争を生む。その最後の決断を下せる、下さなきゃいけないのは我々一人一人なんだろう。手に持つスイッチは赤子のお腹にナイフをあてるようなもの。簡単だ、避ければ良い、ナイフを捨てれば良い。ただそれだけなんだな。

ラビリンスの描写が楽しく、オフェリアを演じたイバナバケロの生暖かい演技に吸い込まれた。バイオレンスシーンは目を瞑りたくなるも見終わると的確だったように思う。すごく不思議な感覚だった。悲しみに暮れるはずの死が希望に満ち溢れていた。とても救われたような思いになった。ただ、ある意味、この映画自体が逃避となっていて目をそむけている"逃げる"映画になっているかもしれない。立ち向かえればいいが、何か希望を見出さないと人間、生きていけない。

とにかく深い映画だった。出てくるテーマは表裏一体のものが多く、人間社会の矛盾を感じずにはいられなかった。


物語:
内戦により父親を亡くしたオフェリア(バケロ)は、母親の再婚相手のいる山奥の森の中にやってきた。ここではゲリラ戦争が勃発し、再婚相手のビダル大尉(ロペス)の非道な人格もあってオフェリアは怯える日々を過ごすこととなった。ここには迷宮への入口と伝えられる遺跡があり、その夜、オフェリアは昆虫の姿をした妖精に導かれ、ある真実を告げられる。オフェリアの不思議な試練のはじまりだった。

テーマ : 映画★★★★★レビュー - ジャンル : 映画

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2008.01.13 (Sun)

2006年 アポカリプト "Apocalypto"

★★:完全に事実を描こうとは思えないポスター。


監督:メル ギブソン


出演:ルディ ヤングブラッド、ダリア エルナンデス、ジョナサン ブリューワー、ラオール トゥルヒロ、モリス バード、ヘラルド タラセナ、ルドルフォ パラシオス、フェルナンド エルナンデス


感想:
無理。

雰囲気はしっかりと"それらしく"魅せている。が、叙事詩的に見せようが、自然の壮大さ、生身の人間世界の厳しさを追求しようがすべてが嘘臭い。もっとも真実なんて追及できない時代だからこそその時代の文化"らしさ"を楽しめればいいのだけれど…。(エンターテイメント性のある中盤以降の流れが救い)

何年も先に映画史に名前を残したいがための作品作りが最近続いている気がする。「ブレイブハート」ですら駄作と思う筆者には楽しめない。

わかっていながら見た自分が悪いんだけど…。

で、こっから良かったところは、生身というか役者の選び方が絶妙だった!みんなエネルギッシュに動き回る!

これ見て何を思えってんだ…何のために作ったんだろうか?


物語:
マヤ文明の時代。文明の中心からは離れた村が次々と襲われる。ある狩猟族のジャガー(ヤングブラッド)の村もまた襲われ生贄としてとらえられたが…。

テーマ : 映画★★★★★レビュー - ジャンル : 映画

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