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1957年 カビリアの夜 "Le Notti Di Cabiria"

★★★★:カビリア・オンステージ♪★★★★★


監督:フェデリコ フェリーニ


出演:ジュリエッタ マシーナ、フランソワ ペリエ、アメデオ ナザーリ、アルド シルヴァーニ、ドリアン グレイ、フランカ マルツィ、アンソニー クエイル


感想:
米版の「スイートチャリティ(69)」が、かなりがつんとくるユーモアで彩られてたけど、さすがはイタリア映画!もうどうしようもなく表現が率直で、素直です。

途中まではどうしようもない女・カビリアの性格がどんなものかをユーモラスにテンポよく見せていて、そこが上手くいってるからこそのラストの名シーンにつながっていっていました。娼婦というとどうしてもマイナスなイメージが強いが、不思議とラストのカビリアを見ていると無垢、純真という言葉を思い描いてしまった。

人生は時の流れゆくままに流れ、その中で人格形成されていくと思うが、カビリアはそんな流れの中でも根っこにある部分のところで自分自身であることを葛藤しながらも受け入れてた。だからこその最後の笑顔は忘れられない。


物語:
娼婦・カビリア(マシーナ)は今の生活を抜け出したいといつも思っていた。愛した男にはいつもだまされ、ある運命的な出会いを果たしたオスカー(ペリエ)もまたいつもと変わらなかった。存分に泣きはらした後、大道芸人の見せた笑顔に思わず微笑み返す。
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[ 2008/07/02 19:32 ] 洋画 1950~59年 | TB(0) | CM(0)

1954年 道 "La Strada"

★★★☆:もうちょい静かな映画。★★★★☆


監督:フェデリコ フェリーニ


出演:アンソニー クイン、ジュリエッタ マシーナ、リチャード べースハート、アルド シルヴァーニ、マルセーラ ロヴェーレ


感想:
世の中に必要ないものなんて存在しない。

天使にも見えてくるヒロインが、自分を必要としてくれていると頑なに信じ、許せないことをした相手にも自分は必要だと必死に葛藤するが、ただただ純粋さゆえに相手には上手く伝わず、また自らを崩壊していく。

この映画、ものすごく心揺さぶられるものがあったが、言葉にするのがものすごく難しい。いつも感想書くときって難しいが、今までにないぐらいに難しい。設定にずるさを感じてしまうも、それをも包み込む純粋さ、そして人間の本質を的確にとらえている。

ストレートな作りで、おおよそのことは言わずもがな的なことだが、それでも繊細さを実感してしまう作品でした。


物語:
大道芸人サンパロに買われたジェルソミーナ。支配的で勝手気ままなサンパロが何をしようとも彼と共にするジェルソミーナ。何かの、誰かの必要な存在となりたい人間を描いた作品。
[ 2008/07/02 07:22 ] 洋画 1950~59年 | TB(0) | CM(0)

1957年 絹の靴下 "Silk Stockings"

★★★★★:これって当時のポスター?アステア、怒ってもよさそうな(笑★★★★


監督:ルーベン マルーリアン


出演:フレッド アステア、シド チャリシー、ジャニス ペイジ、ピーター ローレ、ジョージ トビアス、ジュールス マンシュイン、ジョセフ バロッフ、ウィミ ソンエヴェルド


感想:
ルビッチ作品「ニノチカ(39)」のミュージカルリメイク!

他国の人種イメージってそれぞれの国で持っているのだろう。アメリカ側から見たロシア人は簡潔に言うと社会主義で堅物、気象にも合った冷たい氷のような人間。その点に引っ掛かると「ニノチカ」と違いこの映画は楽しめないかな?と思ったが、作った監督がロシア人だったので、楽しんでしまった筆者にとっては少し救われた気分になった(なんのこっちゃいって感じですけど・笑

演技面では少し臭さがあるシドチャリシーが素晴らしく、女優としてはこれが代表作なのかもしれません。完璧に演じていたグレタガルボを引き合いに出すと見劣りはするが、無表情でロシア訛りでしゃべる雰囲気がマッチしていて素敵でした。

あとは30年代にギャング映画を中心に超個性をはなっていたピーターローレのミュージカル演技が愛らしくて(笑 見所の一つ!


物語:
フランスとソ連、資本主義と社会主義。フランスにいるアメリカ人とソビエト人。完璧な社会主義監査員ニノチカ(チャリシー)は、アメリカ人の映画プロデューサーとの出会いから、心に変化が生じる。
[ 2008/06/29 18:05 ] 洋画 1950~59年 | TB(0) | CM(0)

1953年 肉の蝋人形 "House Of Wax"

★★★★:日本の昔のホラー漫画みたい。★★★★


監督:アンドレ ド トス


出演:ヴィンセント プライス、フランク ラヴジョイ、フィリス カーク、キャロリン ジョーンズ、ポール ピーサーニ、ロイ ロバーツ、アンジェラ クラーク、ポール カヴァナ、ダッブス グリア、チャールズ ブチンスキー、レッジー ライマル


感想:
★4つは多いんですけど、この年代でのホラー作品をあまり見たことがなく、すごく新鮮な気持ちで楽しんでしまいました。ヴィンセントプライスの落ち着いた演技に正直びびってしまいました。

アイディアが豊富で検閲を考えた構成だったと思うのですけど、現在の娯楽ホラー映画にも通づるお色気シーンもあったりと勝手にホラー映画の歴史の重みも感じながら見ました。若きチャールズブロンソンの奇妙な演技&メイクも見物でした。


物語:
彫刻家シャロッド(プライス)は、歴史上の人物の蝋人形作りで注目されていたが、興行師の裏切りによりすべてを失ってしまう。姿をくらましていたシャロッドだったが、突如蝋人形の館を開店し、話題になるが…。
[ 2008/06/27 07:26 ] 洋画 1950~59年 | TB(0) | CM(0)

1959年 アンネの日記 完全版(180分) "The Diary Of Anne Frank"

1959_TheDiaryOfAnneFrank.jpg★★★★☆


監督:ジョージ スティーヴンス


出演:ミリー パーキンス、ジョセフ シルドクラフト、シェリー ウィンスター、リチャード ベイマー、グスティ フーバー、ルー ジャコビ、ダイアン ベイカー、ダグラス スペンサー、ドディ ヒース、エド ウィン


感想:
前回はビデオで150分版を観ました。そのときの感想はこちら
今回は購入したDVDの180分版を鑑賞しました。

見直した理由は、「アンネの日記(増補新訂版)」を読んだからなんですが、この本を読んで一番興味深かったのが、戦時下でユダヤ人が屋根裏で身を隠すと言った悲劇的な戦争物ではなく、アンネの素直な人間臭い心の動きでした。母親との関係が特に自分は惹かれ、これを読んで変な言い方だけど、自分と母親との関係にも通ずることがあってこの本をきっかけにこれまで以上に気を使わずに家族と付き合っていけそうな気持になれて、これだけでもこの本を読んで良かったなと感じた。あとはやっぱり他人の日記を覗きこむと言った人間の嫌な部分とは思いつつも、やっぱりその点でも楽しかったですね。性的にも多感になるアンネがそのことにも日記で触れていて(結構強烈な表現・笑)、いい年こいた24歳の男が「はあ~そっか~」なんて思いながら読んでしまいました。

30分で何が増えたかちょっと思い出せないんですけど(笑、母親との関係もこの映画でははっきり触れてはいますが、やはり興行を考えないといけない部分で恋愛的要素を押し出しているのが残念ではありますね。「アンネの日記(増補新訂版)」を読む限り誇張された部分もあったりします。この180分版ではありますが、まったく長く感じることもなく、これなら連続ドラマにしてもいんじゃないか?くらいに興味深い要素がたくさんありました。

悲劇的事件であることには間違いないが、少女だったアンネはそれでも生きて、自分の人生を恨むこともなく楽しむことを忘れずに過ごしていた。そのときそのときの感情を大切にしているあたり、尊敬するし、自分もそうして生きていきたいな感じました。(それがネガティブであれ、ポジティブであれ)

増補新訂版でもまだまだカットしているらしく、これは全部読んでみたいですね。


物語:
ナチの占領下のオランダでユダヤ人が強制収容されていた。オットーフランク(シルドクラウト)は家族を連れて友人の工場の屋根裏にかくまってもらうこととなったが、一向に終わらない戦争に家族はそこで約2年ものときを過ごすこととなった。世界中でベストセラーとなっていて今なおも注目されている13歳の少女アンネフランクの日記の映画化。アンネは語る「私は信じます、人は本来、善良なんだ」と。
[ 2008/06/08 03:35 ] 洋画 1950~59年 | TB(0) | CM(0)