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2008.07.02 (Wed)

1957年 カビリアの夜 "Le Notti Di Cabiria"

★★★★:カビリア・オンステージ♪★★★★★


監督:フェデリコ フェリーニ


出演:ジュリエッタ マシーナ、フランソワ ペリエ、アメデオ ナザーリ、アルド シルヴァーニ、ドリアン グレイ、フランカ マルツィ、アンソニー クエイル


感想:
米版の「スイートチャリティ(69)」が、かなりがつんとくるユーモアで彩られてたけど、さすがはイタリア映画!もうどうしようもなく表現が率直で、素直です。

途中まではどうしようもない女・カビリアの性格がどんなものかをユーモラスにテンポよく見せていて、そこが上手くいってるからこそのラストの名シーンにつながっていっていました。娼婦というとどうしてもマイナスなイメージが強いが、不思議とラストのカビリアを見ていると無垢、純真という言葉を思い描いてしまった。

人生は時の流れゆくままに流れ、その中で人格形成されていくと思うが、カビリアはそんな流れの中でも根っこにある部分のところで自分自身であることを葛藤しながらも受け入れてた。だからこその最後の笑顔は忘れられない。


物語:
娼婦・カビリア(マシーナ)は今の生活を抜け出したいといつも思っていた。愛した男にはいつもだまされ、ある運命的な出会いを果たしたオスカー(ペリエ)もまたいつもと変わらなかった。存分に泣きはらした後、大道芸人の見せた笑顔に思わず微笑み返す。

テーマ : 映画★★★★★レビュー - ジャンル : 映画

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2008.07.02 (Wed)

1954年 道 "La Strada"

★★★☆:もうちょい静かな映画。★★★★☆


監督:フェデリコ フェリーニ


出演:アンソニー クイン、ジュリエッタ マシーナ、リチャード べースハート、アルド シルヴァーニ、マルセーラ ロヴェーレ


感想:
世の中に必要ないものなんて存在しない。

天使にも見えてくるヒロインが、自分を必要としてくれていると頑なに信じ、許せないことをした相手にも自分は必要だと必死に葛藤するが、ただただ純粋さゆえに相手には上手く伝わず、また自らを崩壊していく。

この映画、ものすごく心揺さぶられるものがあったが、言葉にするのがものすごく難しい。いつも感想書くときって難しいが、今までにないぐらいに難しい。設定にずるさを感じてしまうも、それをも包み込む純粋さ、そして人間の本質を的確にとらえている。

ストレートな作りで、おおよそのことは言わずもがな的なことだが、それでも繊細さを実感してしまう作品でした。


物語:
大道芸人サンパロに買われたジェルソミーナ。支配的で勝手気ままなサンパロが何をしようとも彼と共にするジェルソミーナ。何かの、誰かの必要な存在となりたい人間を描いた作品。

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