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1944年 救命艇 "Lifeboat"
★★★★★監督:アルフレッド ヒッチコック
出演:タルーラ バンクヘッド、ウィリアム ベンディックス、ウォルター スレザック、メアリー アンダーソン、ジョン ホディアク、ヘンリー ハル、ヘザー エンジェル、ヒューム クローニン、カナダ リー
感想:
さすがヒッチ先生というか、救命ボートの場面のみでよくぞここまで作品を作り上げたなあと感動しっぱなしだった。ぎりぎりのところまで精神を追い詰められた人間でも、あるところでしっかりとブレーキを踏み、とどまれるもの。そのスイッチが入った瞬間のラストにかけては不謹慎ながら快感にも似た感情を抱いた。すごく単純だ。人間性を忘れたくないために信じた敵に、裏切られた悔しさが死と空腹の境地で爆発しただけ、、、変に人間らしいのがまたヒッチ先生の皮肉です。
観ている間、狭い救命ボートながら素晴らしいカメラワークのおかげかまったく小さくまとまった感もせずに交錯する人間同士のぶつかり合いに映画が集中しているために奥行きがものすごくある。これは筆者の中ではヒッチコック作品でも上位に来ますね!すばらしい〜
物語:
ナチにより襲撃にあったロンドンへ向かう客船。生き残った者は救命ボートに乗り込み、近くのバミュータまで行こうと互いに協力しあう。最後に乗り込んできたのは敵であるナチの兵士。見殺しにするかどうかで争うも、彼も同じ人間と助けることにしたが…。
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