2008.02.15 (Fri)
2007年 ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた "Waitress"
★★★★☆監督:エイドリアン シェリー
出演:ケリー ラッセル、ネイサン フィリオン、シェリル ハインズ、エイドリアン シェリー、ジェレミー シスト、アンディ グリフィス、オールド ジョー、エディ ジェイミソン、リュー テンプル
感想:
内容的には描けないだろうが、1960年代の痛快ラヴ・コメディを見ているような安心感。ケリーラッセルが輝いていて、多少気になる部分もすべて彼女が丸めこめてしまっている強み!
この映画のヒロインは今現在の現状に満足できておらず、ひとつの希望としていた束縛夫からの脱出も逃げ出したいはずの夫の子供を妊娠してしまったために打ち砕かれる。まあ、彼女自身に同情できたりもするんだけど、見ていると旦那の描き方が中途半端なもんで、ヒロインが逃げ出せなかったり現状を打破できなかったりする部分では少し間抜けに思える(妙にコミカルだったんで)。ただ、保守派のはずの彼女が産婦人科医との不倫に走るまでのこのヒロインの何ともいえぬイライラ感と幸せを求めるあたりが爽快だったりもするわけで、お腹に宿った子に対しても自分の人生を狂わせた奴なんて言ってのける。なんだけども、そういったあっちこっちどっちこっちなんだ?なんだ?的な印象をすべてケリーラッセルが受け止めて一人の女として成立させている強み!これまた魅力的な主人公に思えてしまう強み!これこそがこの映画のハイライトだなあと思ってしまいます。
物語:
夫から逃げ出し新しい人生を!そんな折の妊娠にイライラが募る。得意のパイ作りに自分の人生をなぞらえながら大きくなるお腹と嫉妬深い夫、そして、少しの光をくれる産婦人科医との不倫、友情…いざ、出産へ。
テーマ : 映画★★★★★レビュー - ジャンル : 映画
liyehuku |
2008.02.16(土) 01:29 | URL |
【コメント編集】
>「監督がこの映画の編集作業中、自宅に入っていたリフォーム業者の従業員によって殺害された」
知らなかった…。監督自身もコケティッシュな魅力で役者としてもこの映画の良いスパイスとなっていましたけど…。
この映画って出てくるエピソードは冷静に考えると保守派な自分には??なんですけど、結局、他人の話なら面白いという、こう思う自分もまた嫌なんですけど、それをケリーラッセルが爽快に演じてたのに助けられてか自分は楽しめました。
忘れてましたけど、この映画、まったくパイが有効的に使われてませんでしたよね?自分も正直アメリカのパイはぶっちゃけ吐き気をもよおすような甘ったるいイメージが…。
生意気言うと、素直じゃないから映画好きになれるのかもしれません。そんな気が最近しています。(それもまた認めてるってことは素直ってことなのかな?表裏一体?)
知らなかった…。監督自身もコケティッシュな魅力で役者としてもこの映画の良いスパイスとなっていましたけど…。
この映画って出てくるエピソードは冷静に考えると保守派な自分には??なんですけど、結局、他人の話なら面白いという、こう思う自分もまた嫌なんですけど、それをケリーラッセルが爽快に演じてたのに助けられてか自分は楽しめました。
忘れてましたけど、この映画、まったくパイが有効的に使われてませんでしたよね?自分も正直アメリカのパイはぶっちゃけ吐き気をもよおすような甘ったるいイメージが…。
生意気言うと、素直じゃないから映画好きになれるのかもしれません。そんな気が最近しています。(それもまた認めてるってことは素直ってことなのかな?表裏一体?)
Lemmon |
2008.02.16(土) 02:36 | URL |
【コメント編集】
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「監督がこの映画の編集作業中、自宅に入っていたリフォーム業者の従業員によって殺害された」
という情報が生々しく、「ケリー・ラッセルの娘役として登場しているのは監督の実子(うちの娘と同じくらいの年齢)」という話と相まってなかなか映画そのものを楽しめないのが残念でした。(時間が経てば冷静に見られるような気もしますが、それはそれで皮肉なことだなあという気もします。)
それでいて、映画を観ながら「(日本では『映画の中で作ってるパイがすごくおいしそう!食べてみたい』『作ってみたい!』という感想が結構多かったけど)あのパイって絶対に頭の芯がしびれるくらい甘ったるいんだぜ」とか、そういうことばっかり頭に浮かんだのには困りました。(今なら「妊娠中に浮気なんて絶対無理だって。無理!気持ち悪いししんどいし」「まあ妊娠中期あたりなら大丈夫なのかしら」「でも医師が患者とそういう関係に陥るなんてちょっと勘弁(←自分の担当医師が男性なので余計に)」とか、そういったことだと思いますが。)
もう少し自分が素直な性格だったらよかったと思います。